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貧血と冷え症は一見関係がないように見えますが、実際には関連していることがあります。


貧血は、体内の酸素を運ぶ赤血球が不足している状態です。そのため、体の各組織に酸素が届かず、代謝が低下することがあります。この代謝低下が、体温調節にも影響を与え、冷え症の原因となることがあります。


また、貧血の原因である鉄分不足やビタミンB12不足などは、免疫力の低下や神経系の異常を引き起こすことがあります。その結果、免疫力低下による冷え症や、神経系の異常による手足の冷感・しびれなどの症状が現れることがあります。


したがって、貧血を改善することで、冷え症の改善にもつながることがあります。鉄分やビタミンB12を含む食品の摂取や、貧血の原因となる疾患の治療が必要です。また、血行を改善するために適度な運動や、温かい飲み物を摂るなどの対策も有効です。
作成日時: 2023-03-24 21:11:40